みなさんこんにちは。
JonyとAi(@10to1_travel)です。
今回はオーストラリアでの車の購入方法を紹介します。
本記事を読めば車の購入で失敗することはないでしょう!
この記事を読んでくれている人は
- オーストラリアで車を買うべきかどうかで悩んでいる
- 車を購入したいが買い方が分からない
- 相場や購入ツールが知りたい
- 車は欲しいが英語が…
- 手続きも難しそう…
だと思います。
でも大丈夫です。
オーストラリアで車を購入する上で失敗しない為のポイントは車の知識と英語だけです。
そこさえクリアしてしまえば、車をゲットすることによってオーストラリアの生活がガラリと変わります。
滅多にできない体験なので、もしあなたが購入を迷っているなら迷わず買いましょう!
今行動しないと何も変わりませんよ!
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オーストラリアの車の基礎知識を知る!
まず最初に、オーストラリアでよく使われる車に関する基本用語を紹介します。
Registration(レジストレーション)
通称:Rego , Regi
レジストレーションとは、名義登録のことです。みなさんよく『 レジ 』や『レゴ』と言います。
これは車のナンバープレートと連携されていて、車を購入している州の陸運局サイトでその車の所有者と登録期間をチェックできます。
登録申請は半年もしくは一年単位で可能です。
更新も期間を選べます。
この登録には自賠責保険が付加されていて、対人保険のみがカバーされています。
注意しなくてはいけないのは対物に関しては一切カバーされていないと言うことです。
保険は任意ですが、いつ事故に巻き込まれるかわかりません。
なので多少値段は張りますが保険には入って置きましょう。
RWC(ロードワーシー)
ロードワーシーとは、車検のようなもののことです。
これはみなさんが車を買う時にも売る時にも必要な書類で、車の修理工場などで取得出来ます。
これは、その車が正常だと言う証なので忘れずに!
ちなみにこの書類は車を売る際に必ず取得しなくてはいけません。
ロードワーシーが無い車はまず売れません。
専門家のチェックが無いんですから当然でしょう。
なのでみなさんが車を購入する時、ロードワーシーが無い車は絶対買わないようにしましょう。
オーストラリアでの車の購入の方法と流れ
それでは流れを追いながら解説していきますね。
まず車の購入ルートを選びます。
車はプライベート販売、ショップ販売、ネット販売から購入することが出来ます。
それぞれの特徴とメリット・デメリットを紹介します。
- プライベート販売
- ショップ販売
- ネット販売
プライベート販売
一般の人が道の端や庭に車を置いて販売する方法です。
メリット
- 価格が比較的安い
- 直接車を見で確認できる
- 値段の交渉がしやすい
デメリット
- 整備が不十分な可能性がある
- 名義変更などの手続きを手伝ってくれない人もいる
- 英語対応がほとんど
ショップ販売
車屋さんで販売している方法です。
メリット
- 車の整備や状態がしっかりしている
- 保険や名義登録等の手続き手当てがしっかりしている
- 良い車が多い
デメリット
- 比較的値段が高い
- 英語対応
ネット販売
一般人、ディーラー、バイヤーがサイトなどでの販売している方法です。
メリット
- オーストラリア全土の車が見れる
- 値段交渉ができる人もいる
- 値段が安い物も多い
- 好きな色や、ボディタイプ、メーカーと自分の好みの車を探せる
デメリット
- アポイントを取らないと直接車を見れない
- 本当のことを記載しているかどうか分からない(嘘をついている人もいる)
- 保険や名義変更手続きを手伝ってくれない人もいる
どこで購入しても良いですが、私たちが一番おすすめするのはネット販売です。
これについて掘り下げていきます。
おすすめはネット販売
ネット販売では、自分の予算に合わせて車を探せます。
ずっと探している間にだいたいの平均値段と車の状態がわかってきます。
それらの情報をもとに、どんどん範囲を絞って検索していってください。
ちなみに僕の経験上だいたいの目安がこちらです。
値段と走行距離の目安
おすすめ度 | 問題車両 | 買ってよし | お金に余裕があれば買うべし | 買っても高すぎて売りにくい |
---|---|---|---|---|
価格 | $1,000以下〜$1,500 | $2,000〜$3,000 | $3,000〜$5,000 | $5,000〜$10,000 |
走行距離 | 30万キロ以上 | 15万キロ〜25万キロ | 10万キロ前後 | 10万キロ未満 |
この表を元に車を探してみてください。
ネットで探す時のおすすめサイトは以下の通りです。
【重要!】購入前に車の状態を必ずチェックをする
次に車が見つかったらその車の状態を必ずチェックしましょう。
以下が基本的なチェック内容です。
チェックリスト
走行距離 … 先ほどの表を見て判断してください。
年式 … なるべく若い方が良いです。
レジストレーションの残り期間と有無 … 長い方が良いですが、その分値段も上がりそうです。
ロードワーシー(車検証)の有無 … 必須ですね。
鍵、エアコン、窓、タイヤ、シートベルト、ランプやヘッドライト等の装備状態の確認 … これらが壊れていることが結構普通にあります。その場で確認しないと後で修理費が莫大にかかる可能性があります。
エンジンオイルとクーラント(ラジエーター)… ここのメンテナンスがしっかりされてるかが大切です。
これらはしっかり確認しましょう。
しっかりしておかないと私たちのように修理費が$3,000を超えます(涙)
購入前に必ず試乗する!
上記の車の状態と同じですが、必ず試乗しましょう。
車の状態を聞いただけでは不十分です。
目に見えない部分が悪いことも多々あります。
試乗した時に妙な音がしたり、何か違和感を感じたら遠慮せずしっかり売り手の人に聞いてください。
そして、その原因次第では修理を求めるか、車の購入を考えてください。
試乗を断ったり拒む場合はそもそもその車を買うべきではありません。
その場で問題なければ売り手の人と支払い方法などを交渉をして、料金を払って鍵をもらいましょう。
次が最大の山場、名義変更です。
車の名義変更の手続きをする
最後は名義の変更の手続きです。
名義の変更は近くのトランスポート(役所)で行います。
オーストラリアでは州ごとの専用の用紙に記入する必要があり、基本的には売り手が準備をします。
僕は売り手の人が準備、手伝いをしてくれたので言われたところに記入するのみでした。
その際、必要書類として
パスポート、住所証明書(銀行などで発行可)、お金が必要です。
最後に保険手続き
車の購入後は、保険の手続きをします。
レジストレーションに付加されている強制保険(CTP)とは別に、対物保険と総合自動車保険の任意保険に追加加入することが普通です。
オーストラリアには様々な企業が車の保険の内容を提供しており、大手スーパーのWoolworthやColes、
大手銀行CommonwealthやANZなどで保険加入出来ます。
もちろんその他の保険会社もあります。
対物賠償保険(Third Party Property Insurance)
自分以外の車や物に対する破損がこの保険に加入することでカバーされます。
任意保険ですが、ワーホリで車を買う方のほとんどはこちらの保険に加入しています。
総合自動車保険(Comprehensive Car Insurance)
対物賠償保険と盗難、火災保険そしては車両の保険が組み込まれており、車に関するトラブルはこの保険で全てカバーされます。
しかし、カバー範囲が多い分、金額も高くなります。
主なロードサービス会社
いきなり路上で車が故障したり、動かなくなった時に助けてくれるのがロードサービスです。
オーストラリアにはAAA(Australian Automobile Association)と呼ばれる機関が存在し、
これが日本でいうJAF(ロードサービス)です。
AAAはそれぞれの州にある自動車クラブにより成っており、
この機関のいずれかのクラブに属することで他の州でサービスを受けることもできます。
以下がそれぞれの州の自動車クラブになります。
各州のロードサービス一覧
ニューサウスウェールズ州(NSW)
NRMA(National Roads and Motorists Association)
ビクトリア州(VIC)
RACV(Royal Automobile Club of Victoria)
クイーンズランド州(QLD)
RACQ(Royal Automobile Club of Queensland)
西オーストラリア州(WA)
RAC(Royal Automobile Club of Western Australia)
タスマニア州(TAS)
RACT(Royal Automobile Club of Tasmania)
南オーストラリア州(SA)
RAA(Royal Automobile Association of South Australia)
ノーザンテリトリー州(NT)
AANT(Automobile Association of the Northern Territory)
以下サイト参照
とても分かりやすく説明しているサイトなので、おすすめです!
Hi guys!留学生活楽しんでますか?「オーストラリアに来て車を購入したいけど、難しそう」と思っていませんか?正直に言…
オーストラリアで車を購入するメリット
結論から言いますと、オーストラリアを100%楽しみたいなら絶対に必要です!
理由は以下の通り
車のメリット
- ファームで送迎費を稼げる&節約できる【貯金が倍増】
- 車でオーストラリのラウンドトリップができる【思い出が倍増】
- 痒いところに手が届く【フットワークが倍増】
少し解説します。
ファームでの送迎費が稼げる&節約できる【貯金が倍増】
オーストラリアではセカンドビザを取得するにあたり、ファームで88日働くと言う選択肢があります。
ほとんどのファームジョブでは、家から仕事場までの送迎費として1日7ドル(500円くらい)をドライバーに支払います。
車があれば、自分がファーマーを送迎できるので乗せた人から1日7ドルもらえますし、自分は支出がありません。
稼ぐ&節約&貯金
のトリプルメリットですよまじで。
車でオーストラリアのラウンドトリップができる【思い出が倍増】
オーストラリアを一周する夢は誰もが抱きます。
基本的に車で周るので、車の購入をきっかけに緒戦してみてください。
誰でもできることではないので、友達に自慢できる経験になりますよ!
痒いところに手が届く【フットワークが倍増】
街にしても田舎にしてもオーストラリアは広大なので車がないと行けない観光地や、
歩いて行くには不便な距離のところにスーパーマーケットがあったりします。
車があるだけで時間の短縮や本来行けないところに行けたりするので、かなり生活が変わります。
オーストラリアの交通ルール
オーストラリアの交通ルールは基本的に日本と同じです。
日本と同じ交通ルール
- 左車線
- 信号
- 速度制限
ほぼ日本と同じなので日本で車を運転していた方は楽ちんだと思います。
ただ多少違う所もあります。
日本と違う交通ルール
- 道路の幅 … 日本より少し広い。初心者でも運転しやすい。
- 道を譲る時のポイント … 日本より歩行者優先度が高い。道は必ず譲りましょう。
- ラウンドアバウト … 右側優先。右から来る車にだけ注意して回りましょう。
- 車中泊 … 法律で規程の場所以外禁止されています。見つかると罰則と罰金があるので気をつけましょう。
【おまけ】最も失敗しない方法はやっぱり英語力!
車の知識があればカバーできますが、それ以前に身につけておくと良い一番コスパが高いスキルはやはり語学です。
英語は車の購入だけでなく、コミュニケーションやビジネスでも大活躍するスキルです。
これを期に英語力を成長させましょう。
確かに英語は難しいですし、教材も安いわけではありません。
しかし、英語が喋れるようになれば海外で色んな人と話せるようになり友達も増えますし、
今後どんどん日本にやってくる”英語必須の社会”にも立ち向かえます。
それを考えれば安い買い物です。
今もしあなたが迷っているなら動く時です。
最初にお伝えした車を購入すべきかどうかと同じで、
結局あなたが行動・挑戦しないと何も変わりません。
英語を習得して楽しいオーストラリア生活を過ごしましょう!
オンライン英会話が不安な人は本でも学ぶことができます。
これでオーストラリアで車の購入も簡単!
みなさんお疲れ様でした。
英語やら手続きやらで大変と感じるかもしれませんが、やってみれば以外と簡単じゃないですか?
車はあった方が良いので、この記事を見ながら経験の為も兼ねて挑戦してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございます。